マルチスライスCT装置
新たなCT装置Aquilion Prime Focus Edition(東芝社製)またZiostation(ザイオソフト社製)を導入いたしました!
0.5mm×80列(160スライス) 検出器を搭載していることから優れた見えやすさと高速撮影、被ばく低減を実現。また、これまでの大腸検査は内視鏡中心でしたが、このCT装置を用いることで仮想大腸内視鏡検査も可能となりました。
大腸3D-CT検査(仮想大腸内視鏡検査)とは
これまでの大腸検査は内視鏡を用いていましたが、内視鏡を用いず検査をするので「バーチャル大腸内視鏡検査」と呼ばれています。また、英語では「CT colonography:CT コロノグラフィ」と呼ばれたりします。
内視鏡を挿入する代わりに、炭酸ガスを注入し大腸を拡張させ、新型のマルチスライスCT装置で撮影を行うことで大腸3D画像を簡単に得ることができます。
日本では大腸CT検査を行っている施設は少数ですが欧米などでは、CTを用いて大腸を診断することが一般化しており、大腸がん検診への応用が始まっています
CT内臓脂肪計測
CT装置を用いて内臓脂肪の面積を計測します。内臓脂肪量が増えると動脈硬化を併発し、脂質異常症(高脂血症)・高血圧・糖尿病・脳卒中・心筋梗塞などの「生活習慣病」を引き起こす危険因子が重なってきます。これらを未然に防ぐ指標として内臓脂肪の量を計測しています。
超音波装置(カラードップラーエコー)
超音波検査とは超音波を利用して体の深部を画像化させる装置です。
この検査では、主に肝臓、胆道系、膵臓、腎臓、脾臓、乳腺、甲状腺、心臓などを観察します。また、当院ではカラードップラーエコーができ、血液の流れや流速を観察できます。
骨密度測定装置
骨密度測定は2種類のⅩ線を用いて前腕の透過度から骨密度を測定する装置です。
骨がもろくなり骨折しやすくなる骨粗鬆症の発見や、その治療効果の判定に利用されます。
デジタルⅩ線撮影装置 モニター診断装置
デジタル処理により、鮮明な画像を得ることができる装置です。デジタル信号(画像)ですので、従来行っていたフィルムに画像を印刷することなく、各診察室にリアルタイムで配信することができます。
内視鏡
内視鏡とは屈曲自在のファイバースコープを用いて、食道・胃また、大腸を観察する検査です。病変が見つかった場合は、その場で組織を採取出来るなどの利点があります。
また、従来、口から挿入していた経口用カメラも進化し、鼻から挿入でいる経鼻内視鏡も完備しております。
PWV(脈波伝播速度)
動脈が硬いほど心臓から押し出された血液により生じた拍動(脈波)の伝わり方が速くなるという原理を応用し、2ポイント間の拍動(脈波)が伝わる速さを測定して、血管のしなやかさを評価します。
しなやかな血管(健常者)は、ゴムチューブのように弾力性があるため、拍動(脈波)が血管壁で吸収されて、スピードが遅くなります。 |
硬化した血管は土管のようにまわりが硬くなっているため、拍動(脈波)が血管壁で吸収されず、スピードが速くなります。 |